プロジェクトについて

食のフューチャーセンター柏では、様々な社会課題に対し立場を越え、多様な人たちが集まり、力を合わせて地域・未来に働きかけ、プロジェクトという活動を通して「つながり」ある地域社会をデザインしていきます。

今、食のフューチャーセンター柏には2つのプロジェクトが誕生し、議論を重ねながらイベントというカタチで活動を開始しました。
この2つのプロジェクトの活動をはじめ、今後は様々なプロジェクトを立ち上げていくと共に、より多くの団体やグループとの連携やコラボレーションも視野にいれ、より一層の活動をしていきます。

プロジェクトおよびプロジェクトチームの紹介

1)コミュニティ食堂プロジェクト

チーム名:「 cafe あめんぼう 」

<コンセプト>
多様な食文化の混在、格差社会の到来、農業・産業の技術革新等が、人間の生の基盤にある「食」を、豊かにも貧しくも変えてきたのが現代の社会です。
食の重要性がますます高まるとの認識のもと、地域に密着し、農家と連携し、流通、小売り店、消費者と共に地産地消のエコロジカルなサイクルをつくりたい。
それが私たちのチームの目標です。

いま、私たちのチームは、この目標に向かって「オープンカフェを柏の街中につくりたい」と動き始めています。
それが最終的にどんな形になるのか、まだ私たちにも見えていませんが、手探りで試み始めているところです。
最初の試みは、柏駅東口ファミリ柏前のファミリー広場(通称“ウッドデッキ”)を会場にしたイベントになります。
今年の2月と3月の週末等に数回、オープンカフェを開きます。
珈琲や紅茶のほかに、3月は柏産の野菜等をつかった温かいスープも予定しています。市民の皆様に参加して頂ける「食のマップ」も会場を彩るはずです。

2)食育プロジェクト

チーム名:「 Food Station かしわ 」

<コンセプト>
「食べること」の大切さや楽しさを分かち合いたい、自分たちで出来ることからはじめよう、とフードコミュニケーター・アロマセラピスト・農家・食品スーパー経営者・IT系コンサルタント・地域コーディネーターなど、さまざまな分野のメンバーが一つのチームに集まりました。

Food Station かしわでは、近郊農業がさかんな柏の地域性を活かし、実体験に基づいた食育プログラムを展開します。
主な内容としては、小学生の保護者向け食育講座である「マザーズカフェ」をはじめ、児童対象の料理教室、畑での収穫体験などを通して、ひとりひとりが食への関心を深め、知識と判断基準(フード・リテラシー)を持って日々の食を選び、「本当に豊かな暮らし」を形にしていくことを願っています。
そして、関わるすべての人がつながり、体験し、育ち、学び合えるような“食育先進都市柏”を目指して行政にも提言をします。